手触り感をもって事業成長に関わる

入社した経緯を教えてください

前職は、日本オラクル株式会社Strategy & Operationsにて主に営業部門、製品戦略部門に対する事業企画・管理業務を行っていました。同社のクラウド戦略、事業構造変革を企画部門として推進・支援していました。前々職ではアビームコンサルティング株式会社経営戦略本部にて、大手企業をクライアントに持ち経営・業務コンサルティングをしてきました。キャリアを通して、規模の大きな企業での業務経験が長かったです。そんな背景もあって、もっと手触り感をもって事業を成長させる仕事をしたいと思い、スタートアップ中心に転職活動をしていました。

そんな中、ユナイテッドがスタートアップに対して投資からバリューアップまでやっていることを知り、興味を持ちました。一社にコミットするのもありですが、複数の投資先のバリューアップは私の経験をレバレッジすることにもなると考え、入社を決めました。期待していたのは、やはり手触り感、すなわち自分で事業を動かしているという実感です。
入社後、ユナイテッドのことを知れば知るほど自分の決断が正しかった、と思うようになりました。ユナイテッドはみんなが真剣に投資先や事業のことを考えています。一人一人が投資先やユナイテッドの未来にオーナーシップを持っています。そのような環境にいると、気持ちが引き締まるとともに、自然と力が湧いてきます。

現在の業務内容について教えてください

ユナイテッドの人材マッチング事業を構成するグループ会社各社の成長支援を行っています。マーケティング戦略の立案・実行から、グループ横断の業務システムの構築・導入まで幅広く推進しています。重要なポイントは、グループ全体としての事業価値の最大化です。そのためには、事業戦略はもちろんのこと、各社間の情報共有や業務連携が欠かせません。バリューチェーンの上流から下流まで全ての段階で事業価値最大化のための施策を検討・実行する役割です。

ユナイテッドで働くことのおもしろさ、むずかしさを教えてください

ユナイテッドで働くことの面白さは、なんといっても「自由度の高さ」と「スピードの速さ」です。
入社後すぐに、あるグループ会社の経営管理基盤を構築することになったのですが、プロジェクトの進め方について、完全に私のやり方に任せてもらえました。そして、そこで決まったことは即時事業運営に採用され、動き出しました。さらに、これはその時だけではなく、これ以降のプロジェクトでも同じように自由に任せてもらいながら、クイックに物事が動き出しました。ここまで自由度高く任され、スピード感もって事業が運営されていると、甘えの気持ちや依存心が消え、やりがいと責任感が高まります。
難しさは、競争環境が激しい領域に後発参入する事業を担当していることです。そして、事業規模は正社員数人で動かしている状況のため、これまで大企業相手の仕事をしてきた私にとって大きなチャレンジです。まだまだ乗り越えられているような状況ではありませんが、自分で望んだチャレンジでもあるので楽しく取り組めています。純粋にそのような気持ちで臨めるのも、ユナイテッドの環境の良さなんだと実感しています。

ユナイテッドで働く魅力は何ですか？

ユナイテッドは若手が中心の会社です。自然に、他社にはないレベルで若手にも仕事を担ってもらうことになります。私が担当している全てのプロジェクトでも、入社1年目、2年目のメンバーが主体となって進めています。入社1年目のメンバーがグループ会社のCEOと対等に議論している等、冷や冷やすることもありますが、基本的には任せてやり切ってもらうようにしています。このような緊張感ある経験こそが若手の成長に直結すると思っています。若手メンバーにとっては、大きな裁量をもってメンバー間で切磋琢磨し、最短距離で成長できる環境です。このようなことは口で言うのは簡単ですが、ユナイテッドのレベルまで実現できている企業はあまりないのではないでしょうか。
ちなみに、ユナイテッドのベテラン層は、若手メンバーの日々の成長に大きな喜びを感じるタイプが多いですね。

仕事をする上で大切にしていることは何ですか？

もちろんユナイテッドのパーパスを重視しています。それに加えて、私なりの価値観がベースにあります。
私は新卒で北欧系の企業に入社しました。その時のコアバリューが「Profesionalism」「Respect」「Perseaverance」の3つ、この3つのバリューがそれ以降私の仕事倫理の根幹にあるように思います。「プロ意識」をもって仕事をし、仕事で関わる全ての人を「尊重」し、「粘り強く」責任をもってやり切る。私は、この価値観でユナイテッドでも仕事と人に向き合っています。

今後叶えたい姿を教えてください

事業ポートフォリオに責任を持つリーダーになっていきたいですね。これまでは、コンサルタントや企画職として間接的に事業に関わってきましたが、これからは主体的に責任を担っていきたいです。その先10年で、日本だけではなく、アジア、アフリカなどの新興国で事業展開できるようになれればいいなと考えています。これは私の大学時代からの志向だったのですが、向こう10年かけて実現に近づいていければ、結果的に言うことなしです。こんな希望も、ユナイテッドでなら実現可能だと感じています。