投資先支援担当を経て、事業責任者としての新たな挑戦

新卒 2021年入社

中川侑紀 NAKAGAWA YUKI

カソーク株式会社（人材マッチング事業）

入社した経緯を教えてください

就活時は漠然と「30歳までには母になり、それまでに出産や育児があっても求められるように自分自身の価値を高めておきたい」と思い描いていました。
そうした自分のビジョンを踏まえると、27,8歳くらいまでの成長環境が大事だと考え、自分は「どのような環境であれば成長できるのか？」ということをこれまでの経験をもとに整理しました。
整理した結果、私の場合、「変化の多い経験をより多く」「その環境を楽しめるメンバーに囲まれている」ことだと思い、就活をしました。その中でも、若手から裁量権があり、面白さ過酷さを味わえる機会を与えてくれるような会社規模・フェーズで企業選定し、受けていた企業の中でどこよりも人が良いと感じたユナイテッドを選びました。

入社後最初の業務内容について教えてください

新卒研修を終え、社外向けにDXコンサルティングを提供する部門に配属されました。
配属後、最初のプロジェクトは、「海外メーカーの日本市場への事業展開支援」でした。
このプロジェクトは、私、私のトレーナー、マネージャーの3人体制で、トレーナーが商品を取り扱う企業開拓（ToB）戦略、私は商品を購入する消費者（ToC）に対する戦略支援を担当し、配属一発目のプロジェクトでありながら、私も一定の役割を担う形で取り組みました。
ToC戦略では、実際に消費者に対するアンケートやインタビューにより、消費者への理解を深めることで、海外と日本の価値観・文化の違いなどを考慮しながら、日本市場に適応した商品の打ち出し方などを主とした戦略を策定しました。

事業責任者に配属となった背景について教えてください

ユナイテッドの人材マッチング事業を拡大すべく、転職・副業人材のマッチングプラットフォームである「Kasooku」のM＆A検討を始め、現在は新設したカソーク株式会社にて事業責任者として取り組んでいます。
事業責任者になる前は、その責任の大きさから自分が役割を果たすことができるか不安で、一度お話をお断りしたこともあります。
ですが、改めて自分なりに考え、これまでお世話になった上長や先輩方にご意見をいただく中で、「今後も壁にぶつかったり、不安に駆られたとしてもサポートしてくださる方々がユナイテッドには沢山いる」と思うようになり、カソーク株式会社へ事業責任者としてジョインすることを決断しました。

現在の業務内容について教えてください

カソーク株式会社は、2023年1月に新設された会社です。
そのため、まずはM＆Aを滞りなく完了させるためのPMIや、サービス基盤を構築するための営業・マーケ・システム開発などやることは様々です。
営業・マーケなどのフロント業務からシステム構築のための要件設計や組織体制の構築など裏側の業務までありますが、全てに自分自身が手足を動かすのではなく、メンバーや業務委託の方々とうまく連携・マネジメントしながら取り組んでいます。

事業責任者として事業に関わる中でのおもしろさ、むずかしさを教えてください

面白さは、M＆Aが完了して数か月という状況でありながら、、営業・CS・キャリアアドバイザー・マーケ・システムなどの幅広い領域で決定権を持って動けていることです。
立てた目標に対し、できることを考え、実行する。
実行したことの成否を問わず、分析し、改善・実行する。
自分が持っている決定権が大きいからこそ、このサイクルを超高速で回すことができると思いますし、代表取締役である金子さんが多くの決定権を与えてくださっていることはとてもありがたいです。
難しさも面白さと紙一重だと思っていて、超高速でトライを繰り返しているからこそ、うまくいかないことも沢山経験します。「いける！」と思ってトライしたことも全然うまくいかなかったり、次のトライが見えなくなったりと、そういった時は難しさ8割、面白さ2割くらいになります。

投資先支援（＝コンサルタント）としての経験は、どのような場面で活きたと感じるか教えてください

社会人としての基礎体力がすごく身に付いたと思います。
事業をやっていると苦しいこと・難しいこともありますが、それも含めて楽しめますし、一難超えた時の感覚を知っている分、ネガティブな思考になることがほとんどないです。
そういった体力は振り返ると投資先支援担当としての経験で培ったものだとと思います。
その他にも、俯瞰的、かつ論理的な思考をすることもコンサルタントとして一つのプロジェクトをオーナーシップ持って取り組んだことによって習慣づいています。
また、「俯瞰的、かつ論理的な思考でアクションを振り返る⇒打ち手を導出する⇒実行する」のサイクルにおける「打ち手の導出」についても、コンサルタントとして様々な業種・領域の支援をさせていただいたからこそあらゆる観点からできるというのは強みになっていると感じます。