スタートアップへの支援を通じて、社会課題を解決し、社会の善進を加速する
2007年入社
井上 怜 INOUE RYO
投資事業本部
本部長
「大きな裁量をもって働けること」と、「成長機会が多くあること」を軸に就活をしていました。事業領域や職種に特にこだわりはなかったので、「やりたいこと」が見つかった時にすぐに動き出せるように、ビジネスパーソンとしての価値を高められる、ある種「訓練」のできる企業への就職を志望していました。
最終的にユナイテッドを選んだのは、本音でぶつかった時に、両面あるエピソードに対しても私の強みとしてポジティブに評価してもらえたからです。例えば、私は挑んだ試合に負けないようにレッドオーシャンな市場での戦いは極力避けるタイプなのですが、そうしたある種「逃げ」とも言える姿勢はネガティブに評価されることも少なくない中で、ユナイテッドは「戦略的だね、いいね」とポジティブに評価してくれ、そういった点も含めて相性の良い会社だと感じました。
ユナイテッドに入る上で最も期待していたのは、成長機会を多く得られるかという点です。1年目からなるべく多くの挑戦の機会をいただき、若いうちに多くの失敗の経験を詰むことで成長したいと考えていました。実際、配属3週目から一人で起業家との面談を実施するなど、かなり初期の段階から挑戦させてもらっています。
キャピタリストとして、新規の投資実行に向けた起業家との面談や、投資検討業務が30%、既存の投資先支援業務が30%、投資事業本部全体で業務品質、および業務効率化向けた取り組みが10%ほどです。残りの30%でが2040年の未来予測を行う全社横断PJTと、UNITED Styleである「Cool&Wet」の浸透を図るCool & Wet PJTの2つを通じて、全社の活性化に向けた取り組みに充てています。
投資事業は投資してからリターンが出るまで短くても2~3年、長ければ10年前後と時間がかかるビジネスであることや、動く金額も大きいため、リターンが出たときのやりがいは大きいです。
難しい点は様々ありますが、一番は株式売却時のコミュニケーションです。起業家だけでなく、既存の他の株主を含め、多くの関係者の利害が対立する場面があり、関係者全員が納得できる形で着地できるようコミュニケーションすることに難しさを感じます。まだまだ勉強中ですが、目の前のことだけに捉われず、平常時から先を見据えて関係値を構築すべく取り組んでいます。
大きな裁量を持って働ける点、成長機会が多分に用意されている点の2つだと思います。ときに難しい局面と対峙することもありますが、周囲のサポートを受けながら、大きなチャレンジができることはこれまでのキャリアを通じて感じました。そして、インセンティブ制度も整備されており、自身の成果に応じた報酬を得られる点も魅力であると思います。
最終的には、特定の業界における市場価値が最も高い状態を目指したいと考えています。足元で言うと、ベンチャーキャピタル事業を3年ほど続けてきましたが、このまま足し算的な成長を続けるのは時間軸的に限界があると感じているので、専門領域スキルを武器として身に着け、掛け算的な成長を目指していきたいと考えて取り組んでいます。